皆さんは、防波堤や岸壁に行ったときに大きなコンクリートのブロックを
見たことがありますか?
見たことがある方は、「この大きなブロックはどうやって作っているのだろう?」と
疑問を持ったことがありませんか?
そこで!!
今回、当工事で製作をするブロック製作の流れを簡単に説明します。
①型枠の搬入
まずは、鉄でできている型枠(鋼製型枠)を島外から製作ヤードまで運搬します。
②型枠の組立
色々なパーツに分かれた鋼製型枠をクレーンを使いプラモデルのように組立ます。
③鉄筋の組立
②型枠の組立と同時にコンクリートの中に入る鉄筋を組立図の通りに組立ます。
④足場の組立
②・③の工程終了後は、コンクリートの打設を安全に行うための足場を設置します。
⑤コンクリート打設
コンクリートは、生コン工場からミキサー車を使用し現地まで運搬し、
バケットにコンクリートを入れ、型枠までクレーンでバケットを移動させ
型枠の中にコンクリートを打設します。
⑥養生
コンクリートの急激な温度変化を防ぐためにシートや散水をして養生します。
⑦脱枠
コンクリートに必要な強度が出た事を確認して、型枠の取り外しを行います。
⑧転置
脱枠後、⑦同様に、コンクリートに必要な強度が出た事を確認して、クレーンを使用し
ブロックの転置およびブロック製作の完成です。
簡単ではありますが、直立消波ブロックの製作の流れを紹介させていただきました。
それでは、ご安全に!!
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